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7月, 2006の投稿を表示しています

須藤元気サイン会

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今日は格闘技の話でも。 何でいきなりそんなことを言い出しているかというと、本日18時より名古屋テルミナ地下街の三省堂書店で行われていた、総合格闘家・須藤元気選手の握手&サイン会に行ってきたからです。 「風の谷のあの人と結婚する方法」という、彼のエッセイ本の発売記念イベントですが、いやー、いつもは賑わってはいても常識的な範囲を保っている三省堂の人口密度が、かなり熱いことになってましたな。特に若い女性の姿が多く、黄色い歓声があちらこちらから聞こえてきます。一般の人にも、格闘技が浸透してきた証拠なのかなぁ。 ちなみに、須藤元気選手を知らない人のために、以下簡単な紹介。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~ 須藤元気(ビバリーヒルズ柔術クラブ 1978年3月8日生) グレコローマンスタイルのレスリング技術をベースにする総合格闘家で、トリッキーかつ計算高い試合運びが特徴。現役選手の中でもトップクラスと言われる抜群のグラウンドテクニックもさることながら、何より秀逸なのは、相手の攻撃をかわしつつ、徐々に自分のペース・間合いに引きずり込んでいく、そのゲームメイクのセンス。 2003年の「K-1 Premium 2003 Dynamite!!」で、自分よりも110.1キロも重いバタービーンを相手に、リングを縦横無尽に駆け回って翻弄した挙句、最後にはヒールホールドでタップアウトを奪ってしまったことは記憶に新しい。 また、大勢のダンサーを引き連れたド派手な入場パフォーマンスは、回を重ねるごとに派手さを増している。 2005年大晦日の「K-1 Premium 2005 Dynamite!!」メインイベントで、HERO'S初代チャンピオンを賭けて山本"KID"徳郁と対戦。1R 4分39秒にKIDのカウンターを浴びてダウン。追撃のパウンド中にレフェリーストップがかかり、惜しくも敗退した。 その後、2006年3月の「HERO'S 2006」でムエタイ選手のオーレ・ローセンと対戦。1Rに左ひざを負傷するというハプニングの中、冷静な試合運びで見事判定勝ちを収め、復活の狼煙を上げた。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~ この選手、格闘家には珍しいインテリで、哲学や宗教にやたら詳しい

SILENT HILL ~現世と常世の狭間に~

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今日は休日出勤の代休日ということで、朝から羽を伸ばしてまいりました。 目的地は、こないだの土曜日にも遊びに行ったイオンモール。お目当ては、TOHO CINEMASで上映中のホラー映画、SILENT HILL。プレイステーション用ゲームとして発売され「ゲーム史上最も怖いゲーム」として世界中で絶賛を浴びた同名タイトルの映画化作品です。 筆者はこのゲームの2作品目、「SILENT HILL2」(最期の詩、ではない方)を所持しており、プレイ当時、その凄絶なまでの映像美と、忍び寄る恐怖の演出に驚嘆したものです。今日は、その時のドキドキ感を胸にしのばせながら、どんな風に映画化されているのか楽しみにして、インプレッサ君を飛ばしてきました。 さて、ちょっと早めに家を出たので、10時に現地に到着。ファーストショーが11時10分からなので、まだ1時間ばかりあるので、その間に遅めの朝食。余った時間をゲームコーナーの「GUILTY GEAR XX SLASH」で潰しながら、時間まで待ち。ちなみに、メイを愛機にノーミスで聖騎士団ソルまで行って、ストレートで負けました。強すぎです。 さて、時間になったのでホールに。…見事にガラガラです。平日のファーストではこんなものか。…作品がマイナーだから、というのもあるかも…。くそっ、「ダ・ヴィンチ・コード」や「ミッション・インポッシブル3」ばかりが映画じゃないぞ。ちなみに、世の中の読書家は大まかに二派に分かれて、ベストセラーを読むやつと読まないやつになります。筆者は明らかに後者…。いいんだ、マイナー路線こそわが人生。 ともあれ、おきまりのコマーシャルを経て、いよいよ本編に。…では、以下はレビュー文体でゴー! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ SILENT HILL ~現世と常世の狭間に~ この物語は…とても、静かだ。タイトルの「SILENT」は、決して街の名前というだけに収まらない。構築された作品世界はどこまでも静かで、そして哀しい。それは、我々がホラー映画と言う単語から想像する、ある種のパニック的な――冷笑的に言えばにぎやかな様子――とは180度違う、極めて静かで、そして深い哀しみだ。 冒頭の焦燥感溢れる呼び声と、観る者ごと加速度を増していくかのようなカーチェイスを経て、主人公ロ